海外(ebay)では、タイトルのように「真のダイバー」と定冠詞をつけて販売されている、skx173。 価格も半端なく$425~450位の正札がついたものです。そのebayにて、セコ・ハン(死語ですね)=pre-owned出品されたものを落札したのが昨年。(実はこれが、私のファースト・ボーイ系=SKXでした)
日本では、プレミアム上乗せ、(でなくとも、USの定価にギリギリのコスト上乗せ、良心販売でも高額です) 47,000~80,000円強だったりします。 何と幸いにも、当方のFirst-bidで、その後誰も手をつけず入手できた、その裏をみると私の干支年で且つ、誕生月でした。(素敵な縁を感じざるを得ませんでした)出品者の方の解説でも3ヶ月位使用でお倉入りとの事にて、超が3乗位のミント・コンディションだったので(日差計測も1回目、平置き±0秒/day、2回目+1秒の驚異的数字)Modは下手に内部取り出し等したく無かったので、インサート&ベルトのみの換装に留めました。
※SKX173(及び175)豆知識【ごく極私的見解ですのでご容赦を】・・・型番7S26-0028 ムーブ、マレーシア製。 対 北米(カナダ含む)マーケット対象品。よってUSを主とする販売圏からの手配となるため、その当地価格が前提。 USでも175(=ペプシ、ブルーボーイ)と009Kでは、約$100の優位差あり。173ダイヤルのアワー・マカーはドットを使用せず、バーやスクエア形状、鋭角的、特に12時上のそのアップライト部は、分針のアロー針と共にブロード・アローを想起させます。(ブロードアロー:英国官有物・刻印) 12時のは、アローヘッド部を逆さにしたような・・・ 何よりもこのダイヤルデザインは、4thダイバー登場からの継続であり、あちらさん(アメリカ人)の趣味趣向(気概)をひしひしと伝わってくる感動話しでもあります。 私もSKX171と並んで、このデザインが甲乙つけ難い位、大好きなのです。 そう、チンクエチェントはやっぱり、’57年からのヌゥヴァ型なんだぁー。と言う人がいるように。ミニや国産エッセに見間違うようではいけないんです、と。マスタングであり、スティングレーであり、頑ななのがアメリカ人的か??? (全くの余談でしたね、失礼!!)
ちなみにyou-tube 「Long Island watch」のマークさん、対バン(VS)紹介にて、SKX009とSKX175(全くのブルー・ボーイ、でもちょっと色味が違うような・・・?)の対比があります。興味のある方は調べてみてください。
換装パーツ:ベゼルインサート(DLW製、セラミック・フラットタイプ)、ベルト(タイコノート販売品、ボーイ向けジュビリー・タイプ、楽天ポイント使用したので実質4,000円位でした・・・所見、無垢重量感ありで堅牢なのですが、フラッシュフィット裏のバリ、ブレス中央帯のミラー仕上げ部の駒脇にもバリありで指?肌触りがやや難)
いつもご丁寧にありがとうございます!至極勉強になります。
で、私もこのSKX173が大好きで、創業直後より黄色も含めて、あらゆる手を尽くして入手を試みましたが、我々のような卸ルートで入ることはありませんでした、北米SEIKOさんのガードは相当硬いです(涙)