セイコースポーツマチック5です。
一応「セイコー5」の仲間なのかな?と。
製造は1964年頃です。
まだセイコーのマークが駒ですし、SEIKOのロゴも今のものではなく斜体の時代です。
上の写真は入手した当時のものです。
過去に何度かオーバーホールされた形跡はあり、何年か前にボロボロの状態で私のところへ来ました。
このままで使い続けることもアリですが、流石にメッキもボロボロで、「年代物」を使っていることを差し引くと何が残るのか疑問だなぁと感じてしまい、リニューアルしました。
ケースとベゼルのメッキは全て剥がし、素地の表面を磨きました。共に腐食が激しく、腐食部分を削ると原型のラインは保てないので、オリジナルの形は捨てて全体的に丸みを帯びた形にしています。
丸くしたのは今後も表面が磨きやすいように、というのが建前で、エッジを出して形を整えるのが難しく技術が伴わないからですw
オリジナルは全体がステンレスのメッキになっていたので気付かなかったのですが、ベゼルはステンレス、ケースは真鍮、裏ぶたはベゼルとは異なるステンレスであることが分かりました。
特に真鍮は定期的に綺麗に磨いてあげないと黒ずんできます。もう一回メッキをしなおすことも考えましたが、シルバーとゴールドのコンビだと思えばいいのでは?とのご意見を他の方から貰い、なるほど!こういうデザインもありかな、と思い直しました。
白、シルバー、ゴールドのデザインには、明るいベルトが似合いそうなので、とりあえず色的にベージュのストラップを合わせてみました。
(本当はベージュのスウェードを使いたい)
風防に一部欠けがあるので今後交換していき、リューズについてはネジ込み式に改造します。
古い時計ですが、古さを楽しむだけでなく、普段の生活のなかで不自由しない性能は持たせたいという思いがありガシガシ改造するので、いつも投稿するセイコー5と同じスタンスです。
説明文にこれからの改造のことを書いていて、「全部終わってから投稿すれば?」と思われるかもしれません。
確かにそうなんですが、ねじ込みリューズのパイプの取り付けなど、無事に終わるかはわかりませんので、元気な姿はこちらで最後になるかもしれませんw
そんなわけで、途中ながら投稿させていただきました。
SHUKUさんこんにちは。
古物は防水が一番のネックなんですよねー
私も以前「霧雨」の中KSで外出したら見事に風防内が雲ってしまい慌ててOHに出した事が有ります。
ネジ込みリューズ化?気になります❗
Yoshipi-さん
コメントありがとうございます。
古い時計の防水性の低さは「仕方がないこと」なのかな、とは思っていたのですが、大幅に手をいれるとそれなりの防水性は確保できるかも?と思ってます。
ネットで大量にネジ込み式のリューズとパイプを購入し、金属ドリルとタップも用意しました。
本日なんと!他のセイコー5でネジ込み式チューブの装着に成功しました!(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
近々、スポーツマチック5もネジ込み式に出来るかもしれません!!!
SHUKUさんこんにちは。
オールドファイブ良いですね。
そしてねじ込み竜頭加工がとても気になります。
既にファイブの加工に成功したとの事、凄いです👍😊
大地さま
コメントありがとうございます。
先日投稿したSNZF17で、ネジ込み式リューズに改造出来ました。
また、折を見て投稿しますね!
写真はリューズを引き出したところです。
もっとわかりやすい写真にします。
SHUKUさん
お写真とご説明ありがとうございます😊
素晴らしい出来栄えですね。
竜頭用の筒は圧入ですか?
純正と言われても分からないくらい完璧です👍
大地さま
お褒めいただきありがとうございます。
チューブパイプは圧入でなくネジが切られています。
ケースとチューブパイプはロックタイトでしっかり固定されているだけで、ねじ込んであるんです。
外したくなったら熱をいれてあげれば外れると思います。
金色のリューズのマークは見なかったことにしてくださいw
SHUKUさん、
凄く品良く冴えてます‼️
ユンハンスのカーフベルト付きに見えてしまうグライ、バウハウス❗️(バウバウ、松村)
いつもの、加工+が、オリジナルSHUKUモデルに変わってしまうトコロが、アメージングです😻
Yoohiyyさま
こんばんは。コメントありがとうございます。
50年以上前の時計ってだけでもすごいのにちゃんと動くし、磨けば光るし、先人たちがオーバーホールしてくれて丁寧に扱ってくれたからなんだろうなぁと感謝の気持ちもあります。
まだ現役で動くので、形や色は変われど綺麗にして使うことが、先人たちへの恩返しかと思います。
デザインもいいと思うんですよね。結構安く手に入るんでお薦めです。
是非メッキ剥がしてコンビカラーでどうぞ!